意外!?和田の活躍の裏に“海外競馬研究”あり

[ 2017年8月24日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=23日】“宴会部長”和田の頭の回転は別格。例えば小倉日経OPで騎乗するスーサンジョイには「スーサンドン(次週の小倉2歳S予定)は自信あるけど、スーサンジョイですか。まあ、芝は問題ないけど距離が心配」と同厩舎・同馬主とあって巧みなジャッジだ。さらに夏の小倉リーディング争いには「俺、目下22連敗中よ」と悲観してみせるポーズだが、現在5勝。トップ10勝の武豊は別格だが次位グループだ。

 それより菱田が驚いたのは海外競馬通になっていたこと。年末年始を米国サンタアニタ競馬場で過ごした旅行は「小5の息子と2人でね。レースだけじゃなく朝の調教にも顔を出した」と振り返りつつ、現在は動画YouTubeで米国競馬を視聴しているという。「騎手でテイラー・ガフォリオンというのがいるんやけど凄い。馬に張り付く個性的なフォームでね」

 和田の興味が研究熱心へと移った証拠。今年の活躍ぶりには根拠がある、そう感じた。

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2017年8月24日のニュース