【細原・騎手で獲る 特別編】13日新潟11R 豪遠征控える若武者・小崎がトーセンデュークをVに導く

[ 2017年8月13日 08:00 ]

 小倉5R・新馬戦(芝1200メートル)は想定の段階から頭数がそろわず、結局7頭立ての競馬になった。こういう少頭数のときこそ狙いは絞りやすく、展開の紛れは少ない。実力差がハッキリ出るレースなのだ。注目は稽古で好時計を連発した◎ソリストサンダー。騎乗した高倉は「スピードがあって体はできている。スタートは普通だが二の脚が速いので」と好感触。佐藤正師も「マジメに走るタイプだし初戦から楽しみ」と、ともにトーンは高かった。調教通りなら初陣Vは確実だ。単勝勝負。

 新潟11R・関屋記念は◎トーセンデューク。前走のCBC賞は初のスプリント戦で道中のペースに戸惑っていたが、上がり3Fは勝ち馬に次ぐ33秒3の脚で0秒4差。雨中決戦で他馬が伸びあぐねるなか、決め手がキラリと光っていた。昨夏の新潟で勝ち星があるように、日本一長い直線の外回りコースはピッタリだ。田代助手は「最近は落ち着いて走れているし、速い時計(3走前レコードV)にも対応できる。展開次第でチャンスはある」と手応えをにじませていた。小崎は初コンビだが1週前追いで特徴を把握済み。鞍上は今月末から長期で“豪州修行”へ旅立つ。その前に重賞を勝って弾みをつけてほしい。馬券は馬連。相手はブッラックムーン、ヤングマンパワー、ダノンプラチナ、メートルダール、ロードクエスト、ダノンリバティ。

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2017年8月13日のニュース