【高松・ウィナーズC】原田、ド派手な髪色封印して“壁”突破誓う

[ 2017年3月17日 05:30 ]

肩を組みポーズをとる四国トリオ(左から)湊聖二、原田研太朗、小倉竜二
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 原田のトレードマークとも言えるド派手な髪色を封印して臨んだ前回の玉野記念。真っ黒に染め直し、レースではいつも以上に積極的な走りで沸かせた。特に決勝は吉田拓と残り1周前から半周以上にわたって壮絶なモガき合いを演じた。

 「髪も競走も原点回帰?それだと、まくりになっちゃう(笑い)。珍しくバックが増えて先行選手になったみたい」

 昨年は43勝を挙げながらビッグレースの準決を1度もクリアできなかった。現状から脱却するため、早めの仕掛けを心がける。ラインの信頼度はますますアップしている。地元地区で初めて迎えるビッグレース。ここで準決のカベを突破したい。四国は小倉、湊と徳島の3人が参加。開会式では敢闘宣言の大役を務めることになったが熱い思いは心の内に取っておく。

 「気合を入れても結果は一緒。(敢闘宣言は)普段通りいきます。人数は少ないけど、しっかりみんなで力を合わせていきたい」

 高松競輪場に到着早々にちょっとしたアクシデントが発生。参加選手が必ず持参しないといけない選手手帳が見つからなかった。

 「(前検日)当日欠場になるかと思った。手帳は車の中にありました。これでゆとりがかなりできた。今回は吹きますよ(笑い)」

 初日の出番は12R。四国は1人だけだがS班の中川が後ろに付く。

 「街道で乗り込んできたので調子は玉野の時と変わらない感じ。(中川)誠一郎さんとはこれまで3、4回連係があると思う」

 最後に連係したのは15年9月の松戸オールスター最終日。平原の先行をまくり追い込みで破り、中川が2着で上位を独占した。ビッグレースの1走目が特選だった時は連勝中で、現在6連続連対。好結果が続く。ここも会心の一撃、強敵をまとめて蹴散らす。

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2017年3月17日のニュース