【フラワーC・ファルコンS】2週連続重賞Vへ!躍進続く松下師

[ 2017年3月17日 05:30 ]

2週連続重賞制覇狙う松下師
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 先週のフィリーズレビューで平地重賞初制覇を飾った松下武士師(36)はフラワーCのディーパワンサ、ファルコンSのデスティニーソングで2週連続Vを目指す。

 開業3年目の松下厩舎。カラクレナイが先週のフィリーズレビューを未勝利から3連勝で制し、桜花賞に駒を進める。36歳の指揮官は「最終追い切りの動きが良かったし、どれだけやれるか楽しみはありましたよ」と振り返った。

 昨年JRA27勝と大躍進。今年も5勝とコンスタントに勝ち星を積み重ねている。特に、現3歳世代の牝馬は粒ぞろい。指揮官は「たまたまですよ」と謙遜するが「いい流れでいけますね」と先週のカラクレナイに続こうとオープン馬2頭を今週の重賞に送り込む。

 月曜中山のフラワーCには阪神JF4着ディーパワンサが参戦。今年初戦となるが「火曜の時点で馬体重は446キロ(前走432キロ)。体がたくましくなっていますね」と成長に目を細める。祖母シンハリーズは、母として昨年のオークス馬シンハライトを出した。「センスがあってスッと折り合える。中山のこの距離にも対応できると思う」と期待を寄せる。

 土曜中京のファルコンSにはデスティニーソング。2月のかささぎ賞で2勝目を挙げた。2走前には同じ中京芝千四のなずな賞で半馬身差の2着に好走。「騎乗した(鮫島)克駿も“仕掛けが早かった”と言っていたし、いったんは抜け出したんですけどね」と悔しそうに振り返る。牡馬が相手になるだけに「このメンバーで、どこまでやれるか」と上位進出を狙う。

 今週の3歳牝馬2頭が共に賞金加算できれば、桜花賞に“豪華3頭出し”も夢ではない。

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