【スプリングS】ライアーズ休み明けも「現状の力出せる出来」

[ 2017年3月17日 05:30 ]

小島茂之調教師
Photo By スポニチ

 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、スプリングSにアウトライアーズを送り込む小島茂師を直撃した。

 ――アウトライアーズの前走(ひいらぎ賞1着)を振り返ってください。レース前の雰囲気は?

 小島茂師 多少気合が乗り過ぎている感じはありました。

 ――スタートは出たが前々走(百日草特別3着)で掛かったことから無理に抑えたように思えました。

 前々走は前へ行って折り合いを欠いてしまいました。でも無理に抑えたわけではないと思います。

 ――コーナーは大外。馬群の中で競馬をしたのは前々走だけ。

 調教を見る限りでは馬群を気にするわけではないし騎手にもそういう競馬をしてくれとは言っていません。たまたまそうなっているだけだと思います。

 ――最後は楽々と突き抜けました。

 前走に関しては強い競馬で勝ってくれました。

 ――今回はそれ以来、約3カ月ぶりの競馬になります。

 中間も予定通り調教できて仕上がりは良いですよ。

 ――最終追い切りは半マイル54秒5〜1F12秒8。馬なりながら離された後方から追いかけ併入。

 良い動きだったと思います。現状の力は出せる出来にはあります。これで負けたらそれが現在の実力と考えられる状態です。

 ――やはり折り合いが鍵?

 ただ、掛かるのはむしろ使われて気が乗ってきた後。休み明けの時は落ち着いて走れるので大丈夫だと信じています。

続きを表示

2017年3月17日のニュース