お次はドイツだ!大井競馬場パドックビジョンがグッドデザイン賞

[ 2016年10月14日 05:30 ]

グッドデザイン賞に輝いた大井競馬場のパドックビジョン
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 【地方競馬です!!】TCKがドイツ進出!?といっても欧州で競馬をやるわけではない。3月から稼働している大井競馬場パドックビジョンが今秋、ソニー、ソニービジネスソリューションとの連名でグッドデザイン賞を受賞した。次は独国グッドデザイン賞に応募するのだという。

 この賞は日本デザイン振興会主催で約60年の歴史を持つ。対象は多岐にわたり、広く認識されている。新ビジョンは業界初の自動追尾カメラによるマルチアングル映像。TCK広報係は「デザインや映像、文字の美しさだけでなく、新システムの内容も評価していただいた。珍しいことだそうです。日本初のナイター競馬など今まで続けてきた挑戦を引き継ぐ思いもあったので良かった」と説明した。

 11月26日には恒例の「TCKお客さま感謝デー」が開催される(非開催日)。詳細な内容は調整中だが、例年パドックでは乗馬体験が行われ、家族連れなどでにぎわう。ビジョンのメインカメラは手動で無人カメラ4台が同期するしくみ。子供たちが馬に乗る姿が目の前に映し出されたら本人も親もうれしいだろう。映像会社との兼ね合いもあり、実現するかどうかは分からないそうだが、せっかくの年に1度の盛大なファン感謝イベント。ぜひご一考を。(池田 裕文)

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2016年10月14日のニュース