【秋華賞】川島がミエノサクシードへの愛着語る「叔父が買った馬で…」

[ 2016年10月14日 05:30 ]

ミエノサクシードに騎乗する川島信二騎手
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 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、秋華賞でミエノサクシードに騎乗する川島騎手を直撃した。

 ――ミエノサクシードの前走(夕月特別1着)、レース前の手応えは?

 川島騎手 雰囲気は良かったのですが昇級戦で相手も強くなっていたからどこまで通用するか?という気持ちでした。

 ――しかし、横綱相撲といえる内容。

 終始大外を回ったので届くか心配もあったのですが、むしろ逆に突き放しての楽勝。僕も驚きました。

 ――重量がここ2走の52キロから55キロになる。

 体は決して大きくないのでそのあたりは多少心配です。あと京都に実績がないのも心配。ただ、逆に言うと心配材料はその程度です。

 ――気性の成長はシャドーロールも関係ある?

 神経質な面があったので着けたら効果がありました。だからそれ以降は着けています。

 ――以前の黒から前走ではピンクに変更。

 実は思い入れのある馬なので前々走で勝った後に僕がピンクのシャドーロールをプレゼントしました。

 ――具体的にはどのような思い入れが?

 元々はセリで叔父が買った馬でした。デビュー前に叔父が他界して今のオーナーになったのですが、僕を乗せてくださっているんです。そういう意味で思い入れが強いし、好結果を残したいんです。

 ――最終追い切りでの手応えは?

 中1週後の中2週となるのでやり過ぎないようにあくまでも状態をキープする感じの軽めの追い切りでした。でも動きそのものは良く、好調を維持していると感じました。

 ――G1で相手はさらに強化されます。

 それは百も承知しています。最後は叔父さんが背中を押してくれると信じて、良い競馬をしたいです。

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2016年10月14日のニュース