【凱旋門賞】オルフェも泣いた“牝馬の大駆け”伏兵でも十分通用

[ 2016年9月27日 05:30 ]

あのオルフェーヴルも2度に渡って牝馬の後塵を拝した(写真はソレミアが制した12年の凱旋門賞)

 近年は牝馬の活躍が目立つ凱旋門賞。日本ファンの期待を一身に受けたオルフェーヴル(牡馬)も12、13年と1番人気に推されたが、2年連続で牝馬の後塵(こうじん)を拝した2着に泣いた。

 凱旋門賞の重量は3歳牝馬=54.5キロ、3歳牡馬=56キロ、4歳以上の牝馬=58キロ、4歳以上の牡馬=59.5キロに設定されており、牝馬は牡馬より1.5キロ軽い重量で出走できる。牝馬は近5年で4勝を挙げているが、特に注目したいのはその人気。11→12→2→7番人気が勝っており重量差を味方に付ければ伏兵でも十分に戦えることを証明している。

 過去10年をさかのぼっても馬券圏内となる3着内の30頭中10頭が牝馬で、牡馬と比べて出走数が少ないことを踏まえれば優秀な数字を残している。

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2016年9月27日のニュース