【先週の新馬戦】“怪物の娘”ミスエルテ 来春が楽しみな存在

[ 2016年9月27日 05:30 ]

 大きな夢を抱かせるデビューを飾ったのが怪物の娘・ミスエルテ(土曜阪神5R)だ。父は現役の約2年間でG1・10勝、14戦無敗の金字塔を打ち立て“史上最強馬”と称された新種牡馬フランケル。また、母のミスエーニョも米G1を勝っており、世界から注目される良血馬の初陣だった。単勝1・3倍の1番人気に推されたレースはスローの流れを6番手で折り合い、直線はほぼ馬なりのまま突き抜ける大物ぶり。池江師は「肩の筋肉が付けばもっとバランスが良くなる」と話しており、一躍来年の牝馬クラシックの有力候補に躍り出た。

 日曜阪神5Rを勝ったムーヴザワールドは、全姉タッチングスピーチ譲りの末脚を披露。阪神外回りは、姉が15年ローズSを制した舞台で、きょうだいの得意舞台で高い素質を証明した。

続きを表示

2016年9月27日のニュース