【細原・騎手で獲る 特別編】25日阪神1R 砂替わりで一変ムードのコウエイバラノマチ

[ 2016年9月25日 08:00 ]

 長年トレセンで取材をしていると関係者の“トーン”で勝負気配が伝わってくる。例えば、ある厩舎の助手さんは勝負になると決まって弱気なコメントを連発するとか、この厩舎の助手さんは勝ち負けしない馬でも、いつも強気なコメントをするとか“癖”が分かってくる。記者が一番信頼しているのは元ジョッキーのジャッジ。レースに向けての仕上がりや、適性の有無、細かな息遣いなど、実体験をもとに実戦に向けて必要な課題を挙げてくれる。馬券選択ではとても参考になる。

 阪神1Rはコウエイバラノマチ◎。小倉芝のデビュー戦は15着と惨敗。中間は立て直してダートへホコ先を向けてきた。高知競馬の元ジョッキーで、現在は山内厩舎で攻め専助手を務める川江助手は「血統(父シニスターミニスター)や稽古の動きからも典型的なダート馬。今回はガラリ一変あっていい」と好勝負を意識する。また先週、同厩舎で芝(14着)→ダート替わりで大波乱を演出したメイプルブラザー(18日阪神1R1着、11番人気)を引き合いに出し「同じパターンやと思う。買っといて損はない」といつにも増して強気なコメントが並んだ。来れば高配必至!! 単複で勝負。

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2016年9月25日のニュース