【オールカマー】ミスターX 中山なら本領発揮ゴールドアクター

[ 2016年9月25日 05:30 ]

2015年12月27日、有馬記念を制覇したゴールドアクター

 中山11R・オールカマーはゴールドアクター。前走はグランプリホースの思わぬ弱点を露呈した。1番人気に推された天皇賞・春は期待を裏切る12着。西への輸送の影響が大きく、レース前からイレ込みまくって消耗した。振り返れば、全8勝は関東圏か滞在競馬の北海道。“行き慣れた”中山なら本領を発揮できる。

 まともに走れば勝つという自負がある。今回、最大の強敵マリアライトは昨年末の有馬記念を含めて2戦無敗。2走前・日経賞は3キロの重量差(今回は2キロ差)がありながらも難なく押し切った。12頭立て以下のレースは3戦無敗で、スローの展開を先行して抜け出すのは必勝パターン。真価を問われる秋へ答えを出す。(6)から(1)(2)(7)(12)へ。

 阪神11R・神戸新聞杯はサトノダイヤモンドには逆らえない。3→2着で終わった春のクラシック。超ハイレベルと称される世代の最右翼を担ってきた。落鉄したダービーは凱旋門賞に挑むV馬マカヒキにわずか鼻差の2着。ここなら力が違うはずだ。

 楽に折り合えるレースセンスに胴長の体形と、陣営は早くからその長距離適性を見抜いていた。阪神コースも500万条件で今回人気を背負いそうなナムラシングンを大きく突き放した舞台で問題ない。クラシックで1勝1敗のディーマジェスティが、先週の秋始動戦(セントライト記念)を快勝。待望のラスト一冠へ、ここでぶざまな走りは見せられない。馬単(14)から(6)(7)(8)(12)(15)へ。

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2016年9月25日のニュース