【梅ちゃん先生 特別編】25日中山11R クリールカイザー、絶好の内枠

[ 2016年9月25日 08:00 ]

 土曜競馬は2打数2安打。当欄で推奨した中山12Rのレッドシルヴィ、阪神5Rのデルマコイウタが1、2着です。「しこたま儲けたんだろ?今夜は任せたぜ」。土曜夜に東京・平井の酒場「ゆがふ」ののれんをぐぐると、常連客の金城が赤い顔を向けてきました。勝って兜の緒を締めよ…のことわざ通り、軍資金は酒に流さず、そのまま日曜メインへ。勝負馬クリールカイザーは屈腱炎明けの3戦とも結果こそ出していませんが、前走・七夕賞では復活の兆しを示しています。前半1000メートル57秒9の超ハイペースで飛ばしたメイショウナルトを、4コーナーで自ら捉えに行って5着粘走。パワーとスタミナを生かせない福島芝2000メートル戦でも差のない競馬を演じました。「7歳でもまだまだやれますよ」。レース直後に田辺はこう語っています。馬上でも復調の手応えをつかんだのでしょう。

 中山の外回り2200メートルは昨年のAJC杯を制した舞台。4コーナー手前からスパートし、直線の急坂をスタミナとパワーで押し切る。昨年同様のVシナリオが描けます。内枠2番なら無理なく逃げを打てる。ゴールドアクター、マリアライトのG1馬は目標が先にありますが、「うちのはここが目標。全力の仕上げだ」と相沢師も自信の弁。

 ≪25日中山10R スターオブペルシャの巻き返し≫前走は1200メートル戦の速い流れを前団にとりつき、脚をためられませんでした。今回は適距離に戻ったうえ、馬群を壁にして折り合える内枠。しっかり脚をためて差し切ります。

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2016年9月25日のニュース