【フェニックス賞】ブエナの“古巣”で眼力光らせるソウビ

[ 2016年8月11日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=10日】小倉の2歳オープン「フェニックス賞」の主役メイショウソウビは個性的な面構えだった。「厩舎に見に来てくださいよ。目つきが悪いから」と、飯田祐師の妙な誘い文句に興味が湧いた菱田は厩舎へ向かったが迷った…。6月中旬に同厩舎は、かつて名門として名をはせた松田博厩舎の場所へ移転していたのだ。「ブエナビスタのいた場所ですもんね。JRAは凄いところをくれました」と厩舎内を案内してくれる若きトレーナー。

 お目当てのメイショウソウビは坂路の追い切り(4F56秒0~1F12秒4)を終えてから馬房で担当厩務員のケアを受けていた最中。目つきが悪いとは…と、顔をのぞくと左右非対称なのが分かった。左はつぶらな瞳だが、右は黒目の縁にある白目が強調されてジロッとにらんでいるかのようだ。

 「会長(松本好雄オーナー)が、高昭牧場さんで気に入った馬なんです。走りますよ」。メイショウの冠名=高昭牧場=飯田祐厩舎=武幸のラインは、大看板メイショウマンボと同じ。2連勝期待だ。

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2016年8月11日のニュース