【先週の新馬戦】キャスパリーグ ディープ産駒らしい瞬発力

[ 2016年6月14日 05:30 ]

 先週は牝馬が4勝と夏のにおいを感じる結果になった。新種牡馬のルーラーシップとストリートセンス産駒が2週目で初の勝ち名乗りを上げた。

 キャスパリーグが土曜阪神の芝1400メートルを制した。道中は好位で折り合いを付けて直線で外へ。追い出されるとしっかり伸び、ディープ産駒らしい瞬発力を披露。レースセンスが良く、距離延長にも対応できそうな内容だ。

 阪神日曜の芝1200メートル戦を勝ったのはクインズサリナ。姉に10年葵S勝ちのケイアイデイジーがいて、兄姉同様に短距離路線での活躍が見込めそう。

 土曜東京の芝千四を勝ち上がったのはロジセンス。抜け出してから徐々に内へ切れ込み、ゴール前で後ろから来た馬に寄ってしまった。審議対象となったが着順に変更はなし。520キロの大型馬。一度使われてまだ良くなる余地を残す。日曜東京の芝1800メートル戦はイブキの差し切り。追われると鋭く反応。ゴール前でもひと脚を使うなど勝負根性が目についた。

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2016年6月14日のニュース