【ユニコーンS】グレンツェント 加藤征師自信“前回よりさらにいい”

[ 2016年6月14日 05:30 ]

 今週の日曜東京メイン「ユニコーンS」で主役を張るのがここまで5戦3勝のグレンツェント。前走・青竜Sはわずか鼻差のVだったが、師は「後ろからかわされる感じはしなかった」と、その内容を高く評価した。

 レースは大外12番枠から外を回らされる形になるも、早めに進出を開始し4角で3番手を確保。ラストは同じ勝負服のアルーアキャロルとの追い比べを抜群の勝負根性で制した。「ペースが遅かったのもあるけど、いい位置に付けられた。前向きさという点でも良かったと思う」

 3歳馬らしくレース後はテンションが上がる面を見せたが、短期放牧後の調整は至って順調。指揮官は「攻め馬の動きも良いし、前回よりもさらにいい状態で出せそう」と自信をのぞかせる。青竜S→ユニコーンS連勝は昨年、偉大な同厩の先輩ノンコノユメがたどった道。今年も加藤征厩舎の逸材から目が離せない。

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2016年6月14日のニュース