菜七子に会いたい!厩舎見学応募殺到、JRA初勝利へ2日は3鞍

[ 2016年4月2日 05:30 ]

JRA初白星を目指す藤田はリアンドジュエリーの調教に騎乗

 JRA16年ぶりの新人女性騎手・藤田菜七子(18)は2日、中山競馬で待望のJRA初白星を目指す。1日朝は美浦で5頭の調教に騎乗し、週末に備えた。今週末の中山は土曜3鞍、日曜2鞍の計5頭。土曜8Rのクリノロッキーは前走・中京戦(7着)に続く騎乗。菜七子は「(中京ダート1800メートルの)スタート地点はつまずきやすいとアドバイスを受けていたが、流れに乗れなかった。前走の反省を生かしたい」と着順アップに闘志。日曜6RにはスプリングS(9着)で自身の重賞初騎乗を果たしたモウカッテルとコンビ継続。「続けて依頼していただき、ありがたいです。前向きな性格でしっかり走ってくれる馬。楽しみ」と胸を躍らせる。

 菜七子人気を反映し、次週6日に美浦で行われる「桜花賞調教&厩舎見学ツアー」に前年比2倍を超す応募があったことが同日、分かった。昨年は応募者206人(募集人数20人)だったのが、根本厩舎見学ツアーが実施される今年は応募者425人(同16人、募集は先月24日に締め切り)と倍増。当選倍率26.6倍の“狭き門”となった。根本厩舎所属の菜七子に間近で出会えるチャンス!?とあって、応募が殺到した形だ。

 週末の中山は桜がまさに見頃。「桜は好きです」と話す菜七子にとって、最高の舞台が整う。JRA初勝利を目指す奮闘に注目だ。

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2016年4月2日のニュース