菜七子惜しい！鼻差２着に場内どよめき　ＪＲＡ初白星あと一歩　

藤田菜七子騎手

　ＪＲＡ１６年ぶりの新人女性騎手・藤田菜七子（１８）が２日、通算３２走目となった中山５Ｒ（芝・１６００メートル・曇・良）で４番人気のオールドラゴンに騎乗。ＪＲＡ初白星かと思われたが、写真判定の結果、惜しくも鼻差で２着だった。

　序盤から先行し、先頭で直線で進入。追い上げてきたリップルトウショウとほぼ同時にゴールした。レース直後、ゴール前のリプレイ映像を見た観客からはどよめきが起こった。

　待望のＪＲＡ初白星かと思われたが、写真判定の結果、先着したのはリップルトウショウ。オールドラゴンは鼻差の２着だった。

　先月５日に中央デビューを果たした藤田。デビュー戦では前走１０着だったネイチャーポイントを好騎乗で２着に導き「早く１勝できるように頑張ります」と力強く宣言していた。

　先月２４日に地方・浦和競馬場の第３Ｒでデビュー初勝利。直後の６Ｒレースでも１着でゴールして連勝を飾り、今週の騎乗でＪＲＡ初勝利が期待されている。