菜七子 デビュー戦Vならず 単勝2番人気もブービー8着

[ 2016年3月3日 11:20 ]

デビュー戦となった1Rで8着に敗れるコンバットダイヤ(右)騎乗の藤田菜々子
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 JRA16年ぶり、7人目の女性ジョッキーの藤田菜七子(18=美浦)が3日、JRAに先駆けて公営・川崎競馬場で“ひな祭り”デビューした。初陣、1Rはコンバットダイヤに騎乗。単勝2番人気もブービーの8着に終わり、優勝はならなかった。

 初戦の1レース(ダート1400メートル、午前11時30分発走、9頭立て※1頭除外)ではゲートイン直後に他馬が暴れて、ゲートやり直しのハプニング。予定より約10分遅れの発走となったが、菜七子は冷静に対処し、2度目のゲートイン。騎乗したコンバットダイヤは菜七子フィーバーの効果で、単勝2番人気(560円)になった。

 仕切り直しとなったレースでは抜群のスタートダッシュを決めたものの、道中5番手を追走。最後の直線で懸命に左ムチを入れて追ったもののデビュー初戦は8着(勝ち馬から1秒6差、7着からはクビ差)となった。

 きょうは他にも騎乗があり、計6レースに騎乗予定。ひな祭りデビュー日に初白星を挙げるかどうか全国の競馬ファンから注目が集まっている。

 ◆藤田 菜七子(ふじた・ななこ)1997年(平9)8月9日、茨城県生まれの18歳。根本康広厩舎所属。目標の騎手はリサ・オールプレス。1メートル57、46キロ。血液型A

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