【大村・九州地区選手権】今村ミラクルV差し!攻めの姿勢貫いた

[ 2016年2月15日 05:30 ]

九州地区選手権2度目の優勝を決めた今村

 ボートレース大村の「第62回G1九州地区選手権」優勝戦(優勝賞金450万円)が14日に最終12Rで行われ、前付け2コースに入った6号艇の今村が1M差しを決め、後続を振り切った。2着はイン1号艇の篠崎が下條に競り勝った。今村のG1優勝は2003年5月の芦屋周年以来6度目。地区選手権は第45大会(芦屋)以来2度目。この優勝で3月平和島クラシックの切符を手にした。

 今村がミラクルを起こした。初日に不良航法、2日目に待機行動違反を取られ14点の減点。その時点で終わったかに見えたがレースは積極的に攻め、準優の5号艇を勝ち取った。準優はSを放ったが、西山貴浩のFで助かり2着で優出。6号艇も積極的にコース取りに出た。

 今村は「ニュージェネレーションを応援してくださったファンの皆さま、どうもすみません。マスターズが勝ってしまいました」とファンの爆笑を誘った。

 ◆次走 篠崎元志の次走は17日からのまるがめ一般戦。向所浩二、金子龍介、池永太らと優勝を争う。石橋道友の次走は20日からの住之江G1太閤賞。松井繁、太田和美、山崎智也、石野貴之ら強豪がそろう。岡崎恭裕、下條雄太郎の次走は18日からの桐生一般戦。平田忠則、赤坂俊輔、松尾昂明らが出場。松田大志郎の次走は18日からの戸田一般戦。倉谷和信、中尾誠、青木玄太らが参戦。今村暢孝の次走は22日からの徳山一般戦。前本泰和、角谷健吾、守田俊介らとVを争う。

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2016年2月15日のニュース