【東京新聞杯】1番人気ダッシング内ラチ接触、浜中が落馬骨折

[ 2016年2月8日 05:30 ]

ダッシングブレイズ(右)騎乗の浜中が落馬(JRAパトロールビデオより)

 1番人気に推されたダッシングブレイズは直線でのアクシデントで競走を中止した。11番枠からスタートを決めて内に潜り込み、中団で脚をためていたが、直線半ばで最内から先行馬を抜こうとして内ラチに接触。パニックになり、馬体をこするように内ラチへさらに突進。鞍上の浜中はバランスを崩し、ラチの内側へ投げ出された。浜中は4角で外ラチの外側へ飛ばされた1月24日の中京1Rに続く落馬となった。

 浜中は救急車で府中市内の病院に搬送されたが意識はあり、脳振とう、左橈骨(とうこつ)遠位端骨折、左手指3カ所の骨折と診断。なお、同騎手は直線での御法について過怠金5万円の制裁が科された。吉村師は「(馬は)すぐに捕まったので、大きなケガはないと思う。精神的な影響に注意しながら、またやり直します」と神妙な表情で語った。

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2016年2月8日のニュース