驚きだったサンビスタの激走 追い掛ける勇気があれば…

[ 2015年12月6日 17:15 ]

 【馬券顛末記】競馬の魅力は何歳になっても手放しで興奮できることだろう。競馬記者になって四半世紀が経つが、いまでも競馬場でG1をライブ観戦すると激しいほどの心臓の高鳴りを覚える。51歳という年齢的なものもあり体を心配(心筋梗塞等)を心配してしまうぐらいだ。

 と、言うワケでもないがダートの頂上決戦・チャンピオンズCは“裏開催”の阪神競馬場での観戦となった。これぐらい距離がある方が心臓にいい。

 レースは我が本命ダノンリバティがキャリアの浅さを露呈する12着に沈み、声も出せなかった。それにも増して驚いたのは6歳牝馬のサンビスタの激走。ただの伏兵の大駆けという意味ではない。春のフェブラリーSで本命に推し、ヤマほど馬券を買っていたからだ。1歳年を加えたが昨年のチャンピオンズC4着はフロックではなかった。3連単31万8430円!何より単勝6640円がおいしい。もういちど追い掛ける勇気があれば大金を手にできたのに。

 阪神メーンのタンザナイトSを含め、買った馬券はすべて紙くずに。阪急仁川駅に向かう脚どりは重く、敗者の背中を追う、六甲おろしが冷たかった。@阪神競馬場(12月6日、大阪本社・オサム) 

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2015年12月6日のニュース