スプリンターズS高配当には「福山結婚」が絡んでいた!?

[ 2015年10月4日 18:41 ]

 今週から関西競馬記者が競馬場取材のこぼれ話や、馬券収支(個人的な)を振り返り今後の糧にしていく。秋晴れの阪神競馬場には中山のG1開催にも関わらず、昨年を上回る2万460人(前年比133%)のお客さんが詰めかけ熱気ムンムン。スプリンターズSのオッズは4番人気までが横並びだったが、記者の◎ストレイトガールが最終的に1番人気に支持された。

 “人気割れは単勝勝負”の持論のもと1万円分の単勝馬券と、紙面での買い目3連単1着固定で相手6頭のフォーメーション馬券を握りしめターフビジョンで観戦した。戦前はハクサンムーンVSアクティブミノルのハナ争いでテンから激流が予想されたが、外のアクティブが“無理をさせず”2番手へ。2頭の後ろを追走していたミッキーの浜中も手綱を引っ張りきりで前半3F34秒1と、まさかのスロー。「前残りかよ!!」と記者仲間が声を上げるなか、馬群を縫って出る白帽の姿が…。それはまさしく我が本命の戸崎ストレイト。中山の急坂を力強く抜け出す姿に勝利を確信した。

 が、先行勢を早めにマークしていたサクラゴスペルの脚色も衰えない…。「ミッキーそのまま~」の声もむなしく、ゴスペルが2着。3連単10万超の高配を獲り逃してしまった。振り返ればゴスペルは中山の6F戦【3・1・0・1】と、このコースにめっぽう強い。分かってはいたが、7歳馬の上昇度合いを軽視して印が回らなかった。痛恨。余談だが「福山雅治結婚」→「桜坂」を連想していれば“サクラ”ゴスペルのサイン馬券は獲れたかも…。競馬は「実におもしろい」(ドラマ・ガリレオ風)。

@阪神競馬場(10月4日、大阪競馬班 細原 邦央)

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2015年10月4日のニュース