【スプリンターズS】ストレイトガールが混戦制して有終の美!

[ 2015年10月4日 15:46 ]

スプリンターズSを制したストレイトガール

 「第49回スプリンターズS」(G1、芝1200メートル・晴・良)は4日、中山競馬場11Rで行われ、戸崎騎手騎乗の1番人気のストレイトガール(牝6=藤原英厩舎、父フジキセキ、母ネヴァーピリオド)が、大混戦を制して国内ラストランを優勝で飾った。勝ち時計は1分8秒1。

 注目された先行争い。ミッキーアイルが勢いよく飛び出したが、まず先行したのはハクサンムーンとアクティブミノル。ハクサンムーンが1馬身ほど先行して先頭に立つと、アクティブミノルは2番手につけた。その後ろにミッキーアイル、ベルカントが続き、ストレイトガールは7,8番手、ウリウリはその後ろの中団後方からの競馬となった。

 3,4コーナーをハクサンムーンが先頭で通過。変わらずアクティブミノル、ミッキーアイルが追走し、その後ろは大混戦で直線へと入った。

 直線序盤はハクサンムーン、アクティブミノル、ミッキーアイルの3頭が横並びで先頭を争うも、直線半ばからは3番手以降の馬が追い込みを見せ、先頭争いは大混戦に。混戦を抜けだしたのは、このレースが国内ラストランのストレイトガール。馬群の真ん中を切り裂くように抜けだし、1番人気に応えて先頭でゴールした。

 3/4馬身差の2着に11番人気のサクラゴスペル。そこから首差の3着には9番人気のウキヨノカゼが入った。

 ストレイトガールは、今年のヴィクトリアマイルに続く通算2度目のG1制覇。全成績は28戦10勝、重賞は3勝。

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