27年度顕彰馬にオルフェ 池江師「凱旋門賞と有馬記念が記憶に」

[ 2015年9月15日 05:30 ]

 JRAは14日、平成27年度の顕彰馬に11年の牡馬3冠、12年宝塚記念、13年有馬記念などG1・6勝を飾ったオルフェーヴル(牡7)を選出したと発表した。有効投票数196票のうち188票(得票率95・9%)を獲得しての選定。昨年のエルコンドルパサーに続いて、31頭目の顕彰馬となった。

 ▼サンデーレーシング吉田俊介代表 これまでの偉大な3冠馬たちと共に、殿堂入りを果たすことができ光栄の至りです。再来年から初年度産駒がデビューいたしますが、オルフェーヴル同様に応援していただければ幸いです。

 ▼池江師 完璧な内容で3冠を奪取した3歳時や、反対に3角で逸走し皆さまにご迷惑をお掛けした阪神大賞典など、何かと思い出多き馬ではありましたが、やはり“世界”に最も近づいた12年の凱旋門賞と、力の違いを誇示したラストランの有馬記念が、より記憶に残っています。

 ◆オルフェーヴル 父ステイゴールド、母オリエンタルアート(母の父メジロマックイーン)。北海道白老町の社台C白老ファームで08年に生まれ、現役時は栗東・池江厩舎に所属し通算21戦12勝(G1・6勝、海外4戦2勝)。現在は種牡馬として、社台スタリオンステーションに繋養(けいよう)されている。

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