【ひまわり賞】橋口弘師、兄弟対決イザシュツジン

[ 2015年8月26日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=25日】九州産2歳オープン・ひまわり賞の登録馬を見ていた岡崎は、生産者の名前に見覚えがあった。佐賀から参戦のイザシュツジン。生産した宮崎県の橋口幸一郎氏は橋口弘師の弟では…。厩舎に足を運んで指揮官に確認するとその通り。

 「実家は弟が継いでるんだけど、趣味で生産をやってる感じ。牧場って言うほどの大層なもんじゃない。家の裏が小高い山になってて、そこが放牧地。親父の元気な頃は、実家の生産馬がうちの厩舎にいたし、勝ったこともあるんだよ」

 さらにイザシュツジンの父ダノンゴーゴーは橋口弘厩舎所属で08年ファルコンSを制した。現在は熊本県のストームファームで?養(けいよう)されている。「何を種付けするか、全く知らないけどね」と言うものの、どこかうれしそうだ。

 橋口弘厩舎からは圧倒的人気が予想されるキリシマオジョウが出走する。来年2月に定年を迎えるトレーナーのラストサマー。“兄弟対決”がいい思い出になる。

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2015年8月26日のニュース