【エルムS】クリノスターオー 軽快脚取り、リベンジへ万全

[ 2015年8月13日 05:30 ]

軽快なフットワークで駆け抜けたクリノスターオー

 札幌メーンはダート重賞「第20回エルムS」(16日)。昨年2着クリノスターオーが函館で追い切られ、リベンジへ万全の態勢を整えた。

【エルムS】

 クリノスターオーは中塚助手を背に函館Wコース単走。3コーナーで軽く促すとギアを切り替え、軽快なフットワークでゴールを駆け抜けた。5F68秒4~1F13秒1は同助手のイメージ通り。「走りだしがスムーズだったし、リズム良く行けました。とにかく、やりすぎないように向正面は我慢させてゆっくり。3コーナーで気を抜くところがあったので出していきました。直線で少しゴーサインを出したら、いい感じにスイスイ走っていました」と笑顔で感触を伝えた。

 この一年、タイトルを積み重ねて今年も函館に来た。昨年のこのレースはローマンレジェンドとの一騎打ちで2着。あれからシリウスS、アンタレスSを制して今年は主役と言える存在だ。「先週は追い切ってからフウフウ言っていたけど、けさはケロッとしていました。追い切るたびに息の入りが良化。これで十分だと思います」。このひと追いで態勢は整った。

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2015年8月13日のニュース