【宝塚記念】ゴールド 一度着地後、横山典がOKの意思表示

[ 2015年6月29日 05:30 ]

 ゴールドシップの発走状況について、JRAの福田正二裁決委員が説明した。「スタートは正常ですし、レースも成立しています」と前置きした上で、ゲートが開くタイミングについては「態勢が整ったと思い、合図しました。スターターは馬の動き、騎手の意思表示を聞いて、一番いいタイミングでスタートを切るようにしています」と話した。

 また、1度目に立ち上がった際に横山典から「待ってくれ」、一度着地してから「いいですよ」という意思表示があったことを明かした後、「もちろん、待ってくれと言われて必ず待てるわけではありません。速やかに発走することが務めであり、待てる状況なのかを確認しています」と解説した。

 須貝師が「ゴールドシップは近くに馬に来られるのが好きじゃない」と話したように、隣のゲートに馬が入ったことで暴れた可能性も考えられるが、7月20日以降に課せられる駐立の発走調教再審査では「隣に馬を入れなければいけないという条件はありません」と明言。その上で「次走以降の状況次第では、そういう(隣に馬を入れた状況で)審査を行う可能性はあります」と付け加えた。

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2015年6月29日のニュース