【船橋】初ナイターPRにやりすぎなし

[ 2015年5月8日 05:30 ]

2万5000人超が詰め掛けた5日の船橋競馬場。かしわ記念Vワンダーアキュートの背景にはナイター照明設備も

 【地方競馬です!!】盛り上がりを見せた恒例のGW船橋開催も8日で最終日。次回6月15日は、いよいよ当地初の夜間競馬(愛称ハートビートナイター)が開幕する。

 5日のG1かしわ記念売り上げは2年前のレコードを5600万円余り上回る8億6638万100円を記録。大型連休、地方競馬IPAT(JRAインターネット投票)の浸透はもちろん、中央だけでなく地方からの注目馬出走も一因だろう。見せ場たっぷりの3着に入ったG1馬ハッピースプリント(牡4=大井)。森下師も新たな調整法を含め一定の手応えを感じた様子。「まだまだこれからですよ」と笑顔を見せた。

 本場入場者は2万5000人を超えた。近年は1万人台半ばから後半。10年JBC開催での3万109人に迫る盛況ぶりで、念願のナイターへ向け弾みがついたといえる。船橋競馬企画広報課によると中央、地方のダービーなど春競馬のピーク直後に本格的なPR攻勢に出るという。各地でのキャラバン展開はもちろん、開幕開催の重賞が京成盃GMということもあり京成電鉄とのタイアップ作戦(詳細未定)も。広報班の石井督洋氏は「どんなにPRしても、しすぎということはない」と気合たっぷりだった。 (池田 裕文)

続きを表示

2015年5月8日のニュース