【桜花賞】大竹師“直線長い阪神はルージュに合っている”

[ 2015年4月10日 05:30 ]

阪神の直線コースに向いているルージュバックに期待

 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、桜花賞にルージュバックで挑む大竹師を直撃した。

 ――ルージュバックの前走(きさらぎ賞1着)は初の関西遠征も馬体重は変わらなかった(450キロ)。

 大竹師 もちろん輸送を考慮して仕上げたけど、ちょうど良い体つきだったと思います。おそらく今回も体重的には同じくらいで臨めるでしょう。

 ――レース前の雰囲気はいかがでしたか?

 一戦一戦、使うたびに落ち着きが出てきた感じ。慣れてきたのか前走もおとなしくて良い雰囲気でした。

 ――向正面は少し行きたがる感じでした。

 外から1頭、掛かってきたのでそれのアオりを食らって一緒に掛かっちゃうかと心配しました。でもなんとか抑えが利きました。

 ――調教でもたまに行きたがる感じがありますよね?

 でも、乗り手に聞くとハミが掛かっているように見えても見た目ほど掛かっている感じではないそうです。だから前走時も心配はしていませんでした。

 ――前半5Fは61秒6というスローペースでした。

 遅い流れだったことを考慮してもガツンと行かずによく我慢してくれていたと思います。

 ――最後は2馬身差をつけて楽勝でした。

 重心を低くしてからグングン伸びてくれました。牡馬相手の重賞であれだけ強い勝ち方をするのですからあらためて能力の高さを感じました。

 ――今回は約2か月と少し間隔が空いての競馬。仕上げは難しくありませんでしたか?

 特に微妙な間隔だという気はありませんでした。むしろ間が詰まっているより良い感じで、前走時よりさらに小気味よく動いてくれています。

 ――以前はソエを気にしていたのですよね?

 今は固まっています。ソエに関してはもう心配する必要はありません。

 ――早めに栗東に入れるという手は考えなかった?

 考えませんでした。前走だけでなくデビュー戦も新潟に輸送されています。輸送でガクッと体重が減るようなこともないのでそのあたりの心配はしませんでした。

 ――阪神1600メートルという舞台はどうお考えですか?

 直線の長いコースは合っているはずです。舞台としてはむしろ前走よりも向くはず。期待してください。

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