【浜松・全日本選抜】中村、突っ走る！貫録の快勝発進

初日５Ｒで快勝発進を決めた中村

　昨年は４月に川口オールスター、１１月に飯塚日本選手権とＳＧ２Ｖをマークした中村。最終的にはＭＶＰの座こそ同支部先輩の永井にさらわれてしまったが、年間を通して充実の走りを見せつけた。今年に入っても前節まで１９走して１着１１回と絶好調モードを維持。そして迎えた初日５Ｒも、大外８枠から道中の落ち着いたさばきがさえ渡り貫禄の快勝発進を決めた。近況は良走路、濡れ走路に関係なく上位争いを演じている。空模様が心配されるきょう２日目９Ｒでも人気を背負うのは間違いない。

　初日に８枠から白星ゲットに成功したのは中村に加えて浦田、金子、佐藤貴、篠原の５人。勝ち切れなかった永井、木村、高橋貢、青山らは満足できる仕上がりに達していなかった様子だ。一方、３２期の鈴木圭が初日１０Ｒで上がり３秒３７６と驚異的なタイムで逃げ切り圧勝。追い込み勢にとっては脅威の存在となる。

　▼早船　歩（４Ｒ）スタートを行けたし、エンジン自体も悪くないと思う。

　▼久門　徹（５Ｒ）直線はいい。後半でグリップが開かなくなっていた。

　▼佐藤貴也（６Ｒ）流れ込みは十分。あとは手前をもう少し上向かせたい。

　▼細野俊介（７Ｒ）足自体は直線がいいけど、初日は合っていなかった。

　▼前田　淳（８Ｒ）手前から直線までのつながりが良かったと思う。

　▼伊藤信夫（９Ｒ）コーナーで乗りづらかった。キャブを別の方向で扱う。

　▼丹村飛竜（１０Ｒ）調整して臨んだが、レースでは少し軽さが気になった。

　▼角南一如（１１Ｒ）もう少し回転の上がりをスムーズにしていきたい。

　▼永井大介（１１Ｒ）回転が上がるように調整したけど、重くて鈍かった。

　▼鈴木圭一郎（１２Ｒ）周回の後半で少し良くなかった。セットで追いたい。

　▼浦田信輔（１２Ｒ）手前からいい感じだし、伸びも悪くなかった。大きな調整はやらないと思う。