堀井厩舎“絶好調男”の2頭、シンザンとシャトルに注目

[ 2015年1月29日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=28日】朝の雪がうそのように晴れ上がった正午前。既に人もまばらな時間帯だが、村松が堀井厩舎をのぞくと、黙々と作業をしている人が。最優秀障害馬アポロマーベリックを担当する瀬戸口助手だ。一昨年8月に厩舎の一員となってから、1年半で担当馬が7勝を挙げる絶好調男。今週はアポロノシンザン(土曜クロッカスS)とマルターズシャトル(日曜セントポーリア賞)の3歳2頭を送り込む。

 シンザンの昨秋は夏の疲れを引きずっていたが、精神面で成長を遂げている。「2走前からピリッとして、いい感じのうるささが出てきた」と瀬戸口助手。京王杯2歳S(5着)後、休養を挟んでリフレッシュ。

 現在は心身共にかみ合った状態で、この日はWコース3頭併せ(6F82秒1~1F14秒0)で最先着と動きも上々だ。2日間とも春を見据えた重要レース。気が抜けない毎日だが、「プレッシャーを楽しめれば」と笑顔が頼もしかった。

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2015年1月29日のニュース