【東京新馬戦】ウオッカ第2子ケースバイケース 母得意の府中で初陣

[ 2014年10月31日 05:30 ]

 G1・7勝を挙げた名牝ウオッカの第2子ケースバイケース(牝=角居、父シーザスターズ)が日曜東京5Rでデビューを迎える。「東京でウオッカCが行われるので、当日に組まれている芝2000メートルでデビューすることになりました」と角居師。粋な計らいによって、母が最も得意にした府中での初陣が決まった。

 最終追いはCWコースでレトロロック(2歳500万)と併せて併入。5F71秒5~12秒3と時計こそ地味だが、すでに勝ち上がっている同期と五分に渡り合ったのは立派だ。高田助手は「まだ母ちゃんほどの気の強さがなくて、ボーッとしてますね」と前置きしながらも、初戦からの好勝負を意識している。

 「入厩当初からガラッと変わりましたね。やるごとに良くなってきたし、出来はかなりいいですよ。追っていいので、東京の広いコースは合うと思いますし、距離も2000ぐらいがちょうど良さそうです」

 大柄なウオッカの血を色濃く受け継ぎ、牝馬ながら500キロ近いボディー。偉大な母を追う戦いがここから始まる。

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2014年10月31日のニュース