【とこなめ・BRダービー】荒れ水面にも山田が好感触

[ 2014年10月15日 05:30 ]

13日に行われたドリーム組のスタート練習

 【前検気配】13日の前検スタート練習はホーム追い風9メートル、波高8センチという荒れ水面で行われた。第1班・ドリーム組のコメントを見てもらえば分かるように水面状態が悪くて、ほとんどの選手は機のパワーを把握できなかった。

 スタート練習が始まる前に試運転した倉谷は「凄い波で前から水をかぶるし、久しぶりに舟酔いしましたワ」と荒れた水面を表現した。それくらいのコンディションだから前検気配は、あくまで参考外なのかもしれない。

 そんな中で唯一、好感触を伝えたのがSG初出場の山田。「直線の足は班の中では強めでした。これなら慌てることはなさそうです」とハキハキ話す姿が印象的だった。

 とこなめのエンジンは昨年の12月に初下ろし。使用11カ月目で2連対率は底力のバロメーターになると言える。2連対率50%超のWエース機を射止めた「王者」松井と「地元のイダテン」仲口が主役になる可能性は大だろう。松井はエンジン抽選でガッツポーズ。仲口は「無心で引いた。ビックリしました」と笑顔を見せた。

 ドリーム組は山口の39%が最高の2連対率。前検の段階で回転が上がっていたのは好材料だ。ドリーム戦は、その山口をカベに瓜生が軽快に逃げるとみられているが…。前検一番時計は“良機良艇”の井口がマーク。ただ、自身の感触は「悪くないと思う」程度。「ペラの形が自分のと全く違う。初日に調整」と続けた。

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2014年10月15日のニュース