【伊勢崎・オートレースGP】永井 連覇へ闘志見せる!

[ 2014年9月19日 05:30 ]

グランプリ連覇へ気合が入る永井。先月反則妨害失格した分も、初日から全力だ

 伊勢崎オートレース場のSG「第18回オートレースグランプリ」(優勝賞金1500万円=副賞を含む)は、19日、開幕する。初日は9~12R「選抜予選」をメーンに争われるが、最終12Rには前回大会優勝の永井大介(37=船橋)が大外8枠で登場。前節の浜松一般戦では優出7着と不完全燃焼に終わった。気合を入れ直し、今年初のSGVへ、初日から全力を尽くす。なお中村雅人は腰痛のため欠場する。

 前々節の山陽G2ライジングCを制して今年10Vの大台に乗せた永井。優勝インタビューで「山陽ともども、オートレースをよろしくお願いします!」と熱くPRする姿が印象的だった。地元の船橋オートが廃止問題で揺れていても、永井の“オート愛”がブレることは決してない。

 先月の当地G1ムーンライトCCでは、結果的に気合が空回りして2日目12Rで反則妨害失格を喫した。自分の走りでアピールする強い気持ちが今シリーズで吉と出るかは分からないが、迷うことなく初日12Rで自慢の豪快なコーナーワークを見せつける。

 前節の飯塚G1優勝戦で無念の反則妨害失格に散ったのが青山。ただ、近況の動きは抜群。デビュー最短SGVへ気合十分だ。

 夏場の熱い走路でセッティングを合わせていた選手も、徐々に気温が下がり始め、今シリーズはコンディションの変化に対応しなければならない。しかも、シリーズ終盤では雨予報が出ている。調整の柔軟性も要求されるタフな5日間となりそうだ。

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2014年9月19日のニュース