トーセンスターダム、調教再審査を余裕パス 神戸新聞杯で始動

[ 2014年9月11日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=10日】調教再審査。かつてオルフェーヴルが阪神大賞典で逸走して、これを科されたことがあった、と菱田は当時に思いを巡らせた。

 この日の調教再審査は最後の1冠・菊花賞を狙うトーセンスターダム。ダービーの直線で内ラチに激突したことによるもの。ただ、深刻さなど無縁で池江師は「(障害の)Aコースで」と、さも障害試験を受けるかのジョーク。再審査を難なくパスする余裕が漂っており、その数分後にダートのEコースに現れたトーセンスターダムは真一文字に走り抜けた。ダービーは突発的な出来事、と理解する武豊は「Eコースの真ん中を単走で真っすぐ走るもの」が再審査の趣旨だと説明してから「凄く真っすぐに走った。ダートもいいよ。来年のドバイはどうかな」と、こちらもジョークを飛ばした。

 まずは無事クリアした調教再審査、2週後の神戸新聞杯が楽しみになった。

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2014年9月11日のニュース