【阿蘇S】クロフネサプライズ 12戦目で“驚きの”ダート初挑戦

[ 2014年8月13日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=12日】確かにちょっとした“サプライズ”だ。春のG1ヴィクトリアMでオサムが◎を打ったクロフネサプライズが、小倉の阿蘇S(ダート1700メートル)に出走するという。雨のなか田所厩舎を訪ねると、馬房前に既に来客あり。今回手綱を取る藤岡佑が鼻面を優しくなでながら、打ち合わせの真っ最中だった。

 「前走より状態は良さそうです。前走に関して言えばいくらか急仕上げだった感じ。良くなってますよ」と担当の田所純助手は目を輝かせる。14着に敗れた中京記念はマイナス8キロの馬体減が全て。明らかに本調子を欠いていた。「あとはダートへの適性がどうか。行く馬もいますがハナは主張するでしょう。なんとか、この子に合った環境を見つけてあげたい」

 12戦目にして初のダート挑戦になるが、桜花賞で1番人気に支持された彼女なら、大楽勝の逃げ切りもありうる。オサムには日曜が待ち遠しく感じられた。

続きを表示

2014年8月13日のニュース