【小倉記念】サトノノブレスが差し切り重賞2勝目

[ 2014年8月10日 16:13 ]

「第50回小倉記念」(G3、芝2000メートル・雨・やや重)は10日、小倉競馬11Rで14頭が出走して行われ、和田騎手騎乗の3番人気、サトノノブレス(牡4=池江厩舎、父ディープインパクト、母クライウィズジョイ)が、直線で差し切って優勝した。勝ち時計は1分59秒8。

7月福島の七夕賞を勝った勢いで、メイショウナルトが勢いよく飛び出し、先頭を奪った。これをタムロスカイ、オートドラゴンが差なく追走。1番人気のラストインパクト、3番人気のサトノノブレスは中団につけて続いた。

 台風の影響で横殴りの雨の中のレース。やや重の馬場。あえて経済コースのインを狙うか、荒れていない外を狙うかが勝負の分かれ目になった。メイショウナルトは最内を突いて逃げ粘る。しかし直線中ほどで、大外をサトノノブレスと、マーティンボロがグングン加速して追い込む。重い馬場をパワーで駆け、サトノノブレスが差し切った。

 1馬身4分の3差の2着はマーティンボロ、そこから1馬身4分の3差の3着はメイショウナルトが入った。

 勝ったサトノノブレスは今年1月の日経新春杯(G2)に続き、重賞2勝目。通算13戦4勝。昨年の不良馬場での菊花賞2着の重馬場に強い素質をうかがわせた。

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2014年8月10日のニュース