【札幌５Ｒ新馬戦】カービングパス　差し切り初陣Ｖ

＜札幌５Ｒ新馬戦＞ゴール前で差しきり勝ったカービングパス（８）

　メイクデビュー札幌は１０日、札幌競馬場５Ｒ（芝１５００メートル・晴良）で行われ、柴山騎手騎乗の１番人気、カービングパス（牝２＝藤沢和厩舎、父ハービンジャー、母ハッピーパス）が、ゴール前差し切って勝った。勝ち時計は１分３１秒８。

　スタートよく２番人気のアプリコットベリーと、アスカアンジュが飛び出して先頭を争った。以下、７頭が一列で向正面、３コーナーと進む。１番人気に押されたカービングパスは最後方でレースを進めた。

　３、４コーナーでアプリコットベリーが先頭からジワッと引き離しにかかった。直線で逃げ込みをはかるところ、外からウェーブランチャンが追い込む。しかし真ん中の空いたコースを取って、カービングパスがキレのある末脚でゴール寸前アプリコットベリーを差し切って１着でゴールインした。

　クビ差の２着にアプリコットベリー、そこから１馬身１／２差の３着はウェーブランチャンだった。