【ダービー卿CT】インプロヴァイズ 中1週も好気配キープ

[ 2014年4月4日 05:30 ]

ウッドチップコースで追い切るインプロヴァイズ

 日曜の中山メーン「第46回ダービーCT」の木曜追いが3日、美浦、栗東トレセンで行われた。前走・韓国馬事会杯1着でオープン入りしたインプロヴァイズが上々の動きを見せた。

 インプロヴァイズの走りには上がり馬の勢いが表れていた。Wコースの5Fでペースアップ。何度か頭を上げて突っ走りそうになる元気の良さ。雨でたっぷり水分を含んだウッドチップを蹴散らし単走で5F69秒9~1F13秒2。力感たっぷりに駆け抜けた。橋本助手は「中1週なので、サラッと。テンションが上がり、カッとするのはいつものこと。前走の出来はキープできてます」と切り出した。

 前走・韓国馬事会杯は中団追走から馬群を縫い、内から鋭く抜けた。これで中山マイルは3戦2勝、2着1回。荒れ気味の今の中山の芝でも、しっかりと答えを出した。同助手は「昔は瞬発力で勝負する感じだったが、レースぶりが変わってきた。荒れた馬場もこなすし、コースも合うんでしょう。重賞の速い流れは向くと思う」と目を細めた。

 東京スポーツ杯2歳S(3着)では1着コディーノ&2着レッドレイヴンと接戦した実力馬。重賞タイトルを獲れる力の持ち主だ。「相手は一気に強くなるけど、ハンデ(55キロ)もある。コース適性からも格好はつけてくれるはず」と同助手。得意舞台で本格化した今なら、重賞の壁は厚くないはずだ。

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2014年4月4日のニュース