【高松宮記念】春のG1開幕戦はストレイトガールで直球勝負!

[ 2014年3月25日 05:30 ]

データからもストレイトガールが本命に浮上

 いよいよ春のG1開幕。高松宮記念過去10年のデータから勝ち馬を導き出すと、ストレイトガールが浮上した。

【高松宮記念】

 (1)左回り 中京の電撃6F戦で好走するには、左回りの正確なコーナリングが求められる。少しでも膨れたりすれば巻き返しが利かない。そこで、過去10回のうち11年(阪神代替)を除く9回を振り返ると…。優勝馬7頭が左回りで勝った実績を持っていた。左回り未勝利で快勝した2頭、08年ファイングレインはNHKマイルC2着馬、13年ロードカナロアは前年の高松宮記念3着馬だ。「左回りに勝ち星があるか、左回りのG1で3着以内」が勝利の条件。今年はコパノリチャード、スマートオリオンの人気馬を含めた4頭がこの条件を満たしていない。

 (2)前走 過去10年で5着以下から巻き返して優勝した馬は1頭もいない。前走をレース別に分けると、阪急杯組は1、4、3、3、2、1着、オーシャンS組は1、2、4着、シルクロードS組は1着。ハクサンムーンは前走(オーシャンS13着)で負けすぎだ。さらに、同8着のリアルインパクトなど計6頭がここで脱落する。

 (3)年齢 4歳馬は0勝2着1回、5歳馬は6勝2着5回、6歳馬は2勝2着4回、7、8歳馬はいずれも1勝2着0回。5歳馬が最も強く、これに続くのが6歳。4歳馬ははっきり言ってキャリア不足だ。あのロードカナロアでさえ4歳時には3着だったのを思い出してほしい。逆に7歳以上は極限のスピード勝負に対応しづらいのだろう。7、8歳で連対できたのはキンシャサノキセキ(10、11年連覇)だけ。今年は4歳のレッドオーヴァル、7歳以上のサンカルロなど5頭が消える。

 (4)芝実績 (1)~(3)の条件をクリアしたのはストレイトガールとスノードラゴンの2頭だけ。最後の詰めが肝心だ。過去10年の1~3着馬は全て芝で3勝以上を挙げていた。スノードラゴンはダート中心に出走していたとはいえ、芝未勝利。狙うのは無謀だ。条件を全部満たしたストレイトガールで直球勝負だ。

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2014年3月25日のニュース