Ｋジョージ馬ノヴェリスト　日本で種牡馬入り、凱旋門賞取り消し

　今年の英Ｇ１キングジョージ６世＆クイーンエリザベスＳをレコードで快勝したノヴェリスト（牡４＝ドイツ）が現役を引退。社台スタリオンステーション（北海道安平町）が購入し、来春から種牡馬として供用されることになった。１８日、同ＳＳが発表した。

　ノヴェリストはモンズーン産駒で１１年デビュー。通算１１戦９勝（Ｇ１・４勝）。６日に行われ、日本からオルフェーヴル、キズナが出走した凱旋門賞でも優勝候補の一角として注目されたが、熱発のため前日に出走を取り消した。同馬はジャパンＣ（１１月２４日、東京）にも予備登録しているが、既に種牡馬として取引されたため出走はしない。近日中に輸出検疫に入り、年内に来日する予定だ。