【菊花賞】皐月賞、ダービー2着 今度こそエピファネイア雪辱

[ 2013年10月15日 06:00 ]

過去10年のデータから本命に指名したエピファネイア

 今週のメーンレースは3冠最終戦の菊花賞(20日、京都)。過去10年のデータから優勝馬を探してみると、エピファネイアが浮上した。

【菊花賞】

 (1)臨戦過程 この項目はいたって簡単。過去10年の優勝馬の前走は神戸新聞杯1~5着か1000万勝ちと傾向がはっきり。セントライト記念組は2、3着の穴候補としては狙える。ユールシンギング、ダービーフィズ、アドマイヤスピカはバッサリ切る。抽選対象の6頭も条件を満たさないので、ここでお別れだ。

 (2)重賞経験 まず1000万勝ちの馬を精査。過去に1000万→菊花賞と連勝した馬は春に重賞出走経験があった。夏の上がり馬のイメージが強いが、春の時点で素質の片りんを見せて強豪にぶつかった経験は重要だ。2連勝と勢いが魅力なフルーキーだが重賞は今回が初めて。やはりキャリア不足か…。

 (3)京都経験 同じく1000万組は、菊花賞以前に京都で出走経験があった。勝負どころの3角で坂を登って下る独特の形態。1度でも経験していれば違う。前走で6馬身差逃げ切りのバンデは京都未経験。これはハンデ!?

 (4)重賞実績 これで今年は神戸新聞杯組に絞れた。過去の同組の傾向は神戸新聞杯以前に重賞連対歴ありか、神戸新聞杯が初重賞ならそれ以前の連対率が8割以上。青葉賞4着が最高のサトノノブレス、連対率4割強のマジェスティハーツは力不足だ。

 (5)クラシック実績 過去の神戸新聞杯組で春のクラシックに出走していた馬は全て3着以内の好成績を残していた。皐月賞5着タマモベストプレイは、ちょっと厳しいか。

 結論はエピファネイア。今年は皐月賞、ダービーの1、3、4着馬が不在。そんな中、2冠できっちり2着を確保し前哨戦を快勝したのだからライバルは見当たらない。春のリベンジを。

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2013年10月15日のニュース