【凱旋門賞】オルフェにまたも世界の壁 池江師「完敗。力出し切った」

[ 2013年10月6日 23:41 ]

凱旋門賞で2着に終わったオルフェーヴル

 ゴール直前でソレミアの強襲に屈してから1年。満を持して悲願に挑んだオルフェーヴル(牡5=池江)は雪辱を果たせなかった。8番枠からスタート、中団の後方で道中を進み、窮屈になりながらも最後の直線でスミヨンが追い出したが、前を行く3歳牝馬トレヴに届かなかった。

 レース後の池江師は「完敗。精いっぱい1年やってきた。力は出し切ったが、勝った馬が強かった」と、優勝したトレヴを称えた。鞍上のスミヨンからは「ソーリー」の言葉もあったが、今回は完敗を認めざるを得なかった。

 「やっぱり重い扉でした。ヨーロッパの層の厚さですね」と欧州の底力を思い知らされた。それでも池江師は「勝つまで絶対行く」と挑戦を継続することを誓った。悲願は持ち越しになったが、あくなきチャレンジはこれからも続いていく。

 ▼4着キズナ(武豊)世界は強い。(勝った)トレヴをマークしていい形になったが…。来年も挑戦したい。

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