【関東オークス】アムールポエジー、重賞初挑戦V

[ 2013年6月13日 06:00 ]

関東オークスを圧勝したアムールポエジー

 牝馬交流重賞「第49回関東オークス」が12日、川崎で行われ、2番人気の中央馬アムールポエジーが重賞初挑戦初制覇。3連勝で3歳ダート女王に輝いた。また地方競馬牝馬重賞シリーズ「グランダムジャパン・3歳シーズン」は、最終戦前までトップだった13番人気のエイシンルンディー(笠松)が5着に入り総合優勝、400万円のボーナスを手にした。

 ハイペースで逃げるデイジーギャルから離れた2番手につけたアムールポエジー。気難しい面がある同馬にとっては理想的なポジション。鞍上・岩田は後続にまくられないよう、想定通り2周目向正面で自ら動いた。最後の直線では1番人気オメガインベガスを5馬身突き放す圧勝劇。岩田は「余裕はあったけど、なかなかトップスピードにならず気は抜けなかった。パワーをつけ、(走る)気持ちが入ってくればもっといいパフォーマンスができる。難しい半面、凄い能力を隠している奥が深い馬」とパートナーを称えた。夏場は放牧休養の予定。

 ◆アムールポエジー 父ネオユニヴァース 母ハッピーリクエスト(母の父トニービン)牝3歳 栗東・野中賢二厩舎所属 馬主・吉田照哉氏 生産者・北海道千歳市の社台ファーム 戦績8戦3勝(南関東1戦1勝) 総獲得賞金4745万円。

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2013年6月13日のニュース