【宝塚記念1週前追い】内田ゴールド「歴史残す」

[ 2013年6月13日 06:00 ]

<宝塚記念>シルクシュナイダー(奥)と合わせて追い切るゴールドシップ

 ゴールドシップ(牡4=須貝)は内田を背にシルクシュナイダー(5歳1600万)との併せ馬。最初の1Fを15秒8でゆったり入って徐々にペースを上げていく。しまい重点で4F56秒2、トップスピードに乗ったラスト1Fは12秒5でグイッと伸びて2馬身先着だ。内田は納得の表情で切り出した。

 「全体の時計はそんなに速くないけど、最後は12秒台で伸びているからね。元気もいいし、動けるようになっているよ」

 今週火曜から可能な限り内田が稽古の手綱をとる。一日でも多く、少しでも長くパートナーと時間を共有したい。そんな思いで内田は栗東にやって来た。

 「自分が何もしないわけにはいかないし、厩舎や馬とコミュニケーションを取りながら信頼関係を築いていければ。力を合わせてやっていかないとね」

 豪華メンバーのグランプリで天皇賞・春5着から巻き返しへ。「歴史に残るレースができれば」。鞍上の言葉に意気込みがにじみ出ていた。 

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2013年6月13日のニュース