【ゆりかもめ賞】オークス本命、見~つけた

[ 2013年1月30日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・美浦=29日】ひと目でステイヤーと思わせる胴の長い芦毛の3歳牝馬が坂路コースを力強いストライドで駆け上がる。今週土曜のゆりかもめ賞(東京9R)に出走予定のアイズオンリー。「今年のオークスはこの馬で決まり!」。素質にホレ込んだ梅崎のつぶやきに、古賀慎師は「今からオークス優勝なんて…先走りしないでくださいよ」と苦笑いを浮かべた。

 昨年10月の新馬戦で繰り上がり1着、2戦目の前走・寒竹賞は追い込んで2着。まだ1度も先頭でゴールに入ったことはない。それでも、牝馬離れした息の長い末脚は同師にオークスを意識させる。「前走にしても牡馬相手にあれだけの脚を使えた。競馬の後も反動がないんです」と言う。

 ゆりかめも賞が東京2400メートルで行われるのは10回目。初めて牝馬が勝てば、引退したばかりのサンテミリオン(10年オークス馬)の後継となる。

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2013年1月30日のニュース