【京都牝馬S】ハナズゴール パワーアップで連続ゴール決める

[ 2013年1月16日 06:00 ]

強烈な末脚で連勝を目指すハナズゴール

 京都土曜メーンは、京都牝馬S。前走・リゲルSを鮮やかに差し切り、チューリップ賞以来の白星を挙げたハナズゴール。関東馬だが、引き続き栗東に滞在して脚を磨いている。野本助手が笑顔で語った。「追い切り後、関節が硬くなっていない。順調そのもので、力を出せる状態だよ」

 そのリゲルS。直線では2着マウントシャスタと馬体を接して叩き合い、左前脚の膝下外側を打撲した。だが、精神面の後遺症はない。「あれだけぶつかって、ひるまなかったことは凄い。普段と違い、レースでは他馬を怖がらないんだ」

 打撲は1週間ほど楽をさせて完治。1週前追いも重い坂路を楽な手応えで4F52秒1~1F13秒6。同助手は馬の腰に手を当て「ここに筋肉がだいぶ付いてきた」とパワーアップをアピールした。春の目標はヴィクトリアMあたりか。まずは賞金加算が必須。大輪の前に、まずは一輪咲かせる。

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2013年1月16日のニュース