【ジャパンC】英国4頭、ダートコースでキャンター

[ 2012年11月22日 06:00 ]

 ソレミア以外の英国4頭は全て、東京ダートコースでキャンターを行った。スリプトラは硬い馬場を求めての来日。ヴェリアン師は「英国はこの秋、ずっと雨続きで、早い段階から海外遠征を考えていた。健康面の不安もなく、動きもスムーズ。あす(22日)は芝コースで強めにやって、気道を開きたい」と話した。

 ジャッカルベリーも22日に芝での追い切りを予定しているが「前走(メルボルンC3着)から間隔がないので、負荷をかけすぎないように」とケアンズ厩務員は慎重姿勢。

 レッドカドーは引き運動で馬体に密着するボディースーツを着用。豪州で無敗22連勝中のブラックキャビアが使用している物と同じで血行や酸素の流れを活発にする効果がある。「筋肉がよく温まって、動きが柔らかくなる」とトレヴァー助手。スノーフェアリーの活躍で知られるダンロップ厩舎だが、JCにも05、06年とウィジャボードで参戦し5、3着。「2400メートルに自信のあった馬でも持たなかった。今回はウィジャ以上にスタミナのある馬を連れてきた」と意気込む。

 マウントアトス陣営は早くも雨乞い。「芝で一本やりたいが、トレーニングには硬すぎる。雨が降れば芝で強めに。降らなければ、このままセーブする」とヘンソン助手は話した。

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2012年11月22日のニュース