ファンからトレセンへ 笑顔のタフウーマン奥谷寿子

[ 2012年8月10日 06:00 ]

堀井厩舎の奥谷寿子厩務員

 キャリア15年目の奥谷寿子厩務員は日曜新潟6Rの新馬戦にバーニングハートを送り出す。「運動神経抜群。馬房から出すと真上に1メートルもジャンプします。トランポリンに乗っているみたい」。京都競馬場での引退式に駆けつけたほどのフレッシュボイス(87年安田記念)ファンからトレセンへ。「数年前、新潟のパドックで前の馬に蹴られて左腕を骨折。バキッと大きな音がして骨は真っ二つ。痛かったよー」と笑顔で振り返るタフウーマンだ。

 ◆奥谷 寿子(おくたに・ひさこ)1973年(昭48)5月19日、兵庫県生まれの39歳。厩務員。高校卒業後、北海道安平町のノーザンファームに4年間勤務。JRA競馬学校卒業後、97年美浦配属。菅原、富田一厩舎を経て現在は堀井厩舎。

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2012年8月10日のニュース