【日本ダービー】売り上げ、入場人員ともに大幅増

　◆鼻差決着　２０００年（１着アグネスフライト、２着エアシャカール）以来８回目。

　◆クラシック連覇　浅野国次郎氏（皐月賞＝５８年タイセイホープ、５９年ウイルデイール）、伊藤由五郎氏（皐月賞＝６０年コダマ、６１年シンツバメ）、山路秀則氏（皐月賞＝９３年ナリタタイシン、９４年ナリタブライアン）、金子真人氏（ダービー＝０４年キングカメハメハ、０５年ディープインパクト）、吉田照哉氏（オークス＝１０年サンテミリオン、１１年エリンコート）に次ぐ７度目。

　◆矢作師　０６年のスーパーホーネット（１５着）以来、６年ぶり２回目の挑戦で初勝利。現役１１人目のダービートレーナーに。

　◆岩田騎手　７回目の騎乗で初勝利。今年はフェブラリーＳ・テスタマッタ、桜花賞・ジェンティルドンナに次ぐ３勝目、通算１５勝目。

　◆ディープ産駒　ディープインパクト産駒７頭が出走でディープブリランテが父子制覇（ネオユニヴァース＝ロジユニヴァースに次ぐ６例目）を成し遂げた。オークスに続きクラシック２週連続勝利。

　◆３歳時未勝利　重賞で惜敗が続き、今年は０勝だったディープブリランテ。その年度で未勝利だったダービー馬は９９年アドマイヤベガ以来１３年ぶり。

　◆大幅増　ダービーの売り上げは２２７億４４６万２０００円で前年比１１４・２％。震災の影響などで前年比８０・０％と大幅にダウンした昨年から回復した。入場人員も１１万５４０７人と前年比１４０・３％の大幅増。昨年、悪天候で前年比６５・４％と極端に落ち込んだ分を取り戻した。